*** JA-old.txt	2022-09-22 11:13:20.000000000 +0900
--- JA-new.txt	2022-09-22 11:13:14.000000000 +0900
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  あのイーハトーヴォのすきとおった風、
- 夏でも底に冷たさをもつ青いそら、
- うつくしい森で飾られたモリーオ市、
  郊外のぎらぎらひかる草の波。
  
! またそのなかでいっしょになったたくさんのひとたち、
  ファゼーロとロザーロ、羊飼のミーロや、
! 顔の赤いこどもたち、地主のテーモ、
  山猫博士のボーガント・デストゥパーゴなど、
! いまこの暗い巨きな石の建物のなかで考えていると、
! みんなむかし風のなつかしい青い幻燈のように思われます。
  
  
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  あのイーハトーヴォのすきとおった風、
  郊外のぎらぎらひかる草の波。
  
! またその中で一緒になったたくさんの人たち、
  ファゼーロとロザーロ、羊飼のミーロや、
! 顔の赤い子供たち、地主のテーモ、
  山猫博士のボーガント・デストゥパーゴなど、
! 今この暗い巨きな石の建物の中で考えていると、
! みんな昔風の懐かしい青い幻燈のように思われます。
  
+ では、わたくしはいつかの小さなみだしをつけながら、
+ しずかにあの年のイーハトーヴォの五月から十月までを書きつけましょう。