NAME

String::Gsub::Functions::JA - core functions of String::Gsub (ja-doc)

名前

String::Gsub::Functions::JA - 正規表現操作な関数

書式

use String::Gsub::Functions qw(gsub);

print gsub("abcabc", qr/(b)/,sub{uc$1}); # ==> "aBcaBc"

gsubx(my $str = "abcabc", qr/(b)/, sub{uc $1});
print $str; # ==> "aBcaBc";

説明

このモジュールでは次の4つの関数を実装しています.

gsub ($str, $regexp, $replacement)
gsubx($str, $regexp, $replacement)
subs ($str, $regexp, $replacement)
subsx($str, $regexp, $replacement)

$regexp には正規表現(qr//)を, $replacement には置換時に呼ばれる関数へのリファレンスを渡します. $replacement 関数では通常の正規表現構文内と同様に $1, $2, ... 等が利用できます.

また, $regexp 及び $replacement には文字列も可能ですが, 通常の正規表現構文で使ったときと異なる点があります.

$regexp に文字列を渡した場合, それは正規表現ではなく純粋に文字列に マッチします. 特殊文字はエスケープされます.

$replacement に文字列を渡した場合, その中の一部の文字列を マッチの結果で置換して, それを置換文字列として使います. 置換される文字列は, \1, \2, ... と, \&, \`, \' です. それぞれの意味は $1, ... と同じです.

エクスポート

このモジュールからは gsub, gsubx, subs, subsx の4つの関数を エクスポートできます.

デフォルトでは何もエクスポートしません.

関数

gsub($str, $regexp, $replacement)

全体の置換を実行. 新しい文字列を返す. 元の文字列は変化しない.

gsubx($str, $regexp, $replacement)

gsub と同様全体の置換を実行. 但しこちらは文字列 そのものを変更し, 変更後の文字列を返す.

subs($str, $regexp, $replacement)

1回の置換を実行. 新しい文字列を返す. 元の文字列は変化しない.

subsx($str, $regexp, $replacement)

sub と同様全体の置換を実行. 但しこちらは文字列 そのものを変更し, 変更後のの文字列を返す.

SEE ALSO

String::Gsub, String::Gsub::JA, String::Gsub::Functions, String::Gsub::Functions::JA