名前

mlpod2html_ja - 多言語 pod を html に変換

概要

mlpod2html [options] podfile > htmlfile

説明

Pod::MultiLang::Html に対する実行形式へのラッパーです.

オプション

引数のうち - で始まるものがオプション設定として扱われます. -- 以降は - で始まっていてもファイルとして扱われます.

Pod::MultiLang::Html から継承しているオプション

指定されたオプションは大半はそのまま Pod::MultiLang::Html->new に 渡されます. 指定できるオプションについては Pod::MultiLang::Html を参照してください.

ただし指定の仕方がシェル風に --key-name="option value" の様になります. 最初の -- は取り除かれ, キーの - は _ に変換されます.

この例では Pod::MultiLang::Html->new に対して key_name => 'option value' と指定することになります.

="option value" が省略されキーだけが指定されたときには, 特に記述がなければその値として 1 が指定されたものとして 扱われます.

配列を受け取るオプションに対しては, カンマもしくはコロン区切りで 渡してください.

同じオプションを複数回設定した結果は未定義です.

複数のファイルを指定したときには mlpod2html 側でループして 1つの Pod::MultiLang::Html に対して $parser->parse_from_file を呼び出します.

追加オプション

Pod::MultiLang::Html のオプション以外に mlpod2html が使うオプションもあります.

--outfile
--outfile="filename"

出力先を標準出力ではなく指定したファイルにします. 複数の入力ファイルがあるときにこのオプションを指定した結果は 未定義です.

--auto-out
--auto-html

真であれば指定された入力ファイル名から出力するhtmlファイル名を 自動的に生成します.

ショートネームオプション

利便性から短いオプション名がいくつかあります.

-o "filename"

--outfile="filename" のエイリアスです.

環境変数

MLPOD_LANGS

--langs 指定と同等です. --langs が明示的に指定されていればそちらが優先されます.

今後の予定

--conffile=""

オプションをまとめて指定.

ディレクトリの再帰処理

ディレクトリを指定したら再帰的に処理. 出力先は --out-dir="".

履歴

Pod::MultiLang 参照.

関連項目

Pod::MultiLang::Html