$0 ファイル名のリスト
各ファイルについて、次の時刻から現在までの秒数を出力する。Seconds after the following for each file specified.
(1) アクセス access (2) 更新時刻 update (3) i-nodeの変更時刻
利用例 usage :
$0 -m * # 分単位でファイルの古さを表示
find . | xargs $0 # ファイル名のリストの中に、空白文字を含む場合はこちらを使う。
find . | $0 -x # xargs であふれる場合はこちらを使う。
$0 -0 dt * # ファイルの時刻情報3個を,現在の日時と比較しないで出力。
$0 -x 改行区切りでファイル名を内容に含むファイル
$0 -0 dt4 * # 現在までの経過時間とは関係無く、西暦でファイル情報を表示
$0 -0 dy -s -p * # 曜日を表示。ファイルサイズとファイルのパーミッションも表示。
オプション options :
-d : 経過時間を日単位で出力する。 in day unit.
-h : 経過時間を時間単位で出力する。 in hour unit.
-m : 経過時間を分単位で出力する。 in minute unit.
-l : シンボリックリンクの先のファイルの情報を取得する。
-s : ファイルサイズも出力する。 Also add files byte sizes.
-p ; ファイルのパーミッション情報も出力する。 Also outputs File permission.
-x ; xargs $0 と同じ機能がある。xargs であふれる時に便利。
-. N : 小数点以下何桁まで表示をするか(日、時、分単位の時に便利)。 Digits after the decimal point in the output.
-~ : ファイル名を各行の先頭に置く。 File names put in the mostleft column.
-0 str: ファイルの時刻情報について、現在時刻との差分を出さない。下記の様なオプションを持つ。-0 dtのように組みあわせが可能。
-0 u : UTC (世界時)で情報を出す。ローカル日時情報では無くなる。
-0 d : 年月日の日付を出す
-0 d4 : 年の部分を4桁にする。
-0 y : 曜日情報を出す
-0 yj : 日本語で曜日情報
-0 yc : 中国語で曜日(星期の一から六と日)の情報
-0 t : 時分秒の時刻情報を出す。
-0 q ; ダブルクォーテーションで日時情報を囲む。
-0 T ; 日時情報を日付と時刻の間は空白ではなくて大文字のTが入り、時刻帯情報も入る。ISO 8601拡張形式。
-1 : 通常の出力の1行目にある、atime, mtime, ctime, filename の情報を出力しない
-q : 出力をコピペして,別のコマンドで利用しやすいように、シングルクォーテーションで囲んだ形式で出力する。
開発上のメモ
* -t で基準時刻を指定できる様にしたい。
* 日本語のファイル名を持つディレクトリにおいて、"$0 *" (madeafter * ) が動作しない場合もあるが、cat <(echo *) もうまくいかない。zsh/bashでの設定の問題だが、注意を促すメッセージを出しても良い。