$0
入力の各行が全て異なるか、もしくは、どのような重なり方をするかの判定をする。
コマンド $0 の戻り値は、前者の場合0、後者の場合1となる。
重なり方の様子について、$0 は標準出力に出力をする。
オプション :
-1 ; 全ての対象行が異なるかどうかだけを 1 または 0 で出力。コマンドの返値 $? はそれぞれ0,1 。
-2 : 重複の様子を、度数とそのまた出現回数の2列で出力。( only 2 columns output )
-g num : 各 ”度数” ごとの文字列の例の最大個数を指定。未指定の場合は 3
-q : 標準エラー出力への二次情報の出力をしない。( quick の q )
-s : 各 ”度数” ごとの該当文字列リストをソートして、最初と最後の g 個を出力。
-= : 入力の最初の行を処理対象としない。
$0の動作テストの方法 :
seq 10 | $0 ;
( seq 5 ; seq 3 ; seq 2 ) | $0 ;
# ここから下は古いバージョンを説明している。現状を反映していない。
コマンド$0の動作モードとその出力 :
1. 入力の各行が全て異なる場合 ⇒ 戻り値は0。標準出力に1。標準エラー出力に「全て異なる」bと出力。
2. 入力の各行の文字列がどこかで同じものがある場合
2-1. -q が指定された場合 ⇒ 戻り値1。数個の要約値のみ出力。
2-2. -q を指定しない場合
2-2-1. -0 が指定された場合 ⇒ 戻り値1。標準出力は "度数" の分布。
2-2-2. -0 を指定しない場合
2-2-2-1. -s を指定しない場合 ⇒ 戻り値1。各度数の該当文字列を適当に抽出。
2-2-2-2. -s が指定された場合 ⇒ 戻り値1。各度数の具体的な値の範囲も分かる。