名前

Contextual::Call - 呼び出し元のコンテキストで関数呼び出し

バージョン

Version 0.01

概要

use Contextual::Call qw(ccall);

# invoke sub with your context.
my $cc = ccall($coderef);

... some processes ..

# and return value which was returned by $coderef and 
# is matched with context.
return $cc->result;

説明

"ccall" 関数は特定のコンテキスト(デフォルトでは呼び出した関数の コンテキスト)での関数呼び出しと, その呼び出し結果から復帰値の 再生成を行うことができます.

コンテキストによって復帰値が変わるメソッドをオーバーロード する時に便利です.

エクスポート

ccall 関数をエクスポートできます.

関数

ccall

$cc = ccall($coderef);

指定した関数リファレンスを ccall を呼び出した関数と同じ コンテキストで呼び出します. 呼び出した結果を格納した Contextual::Call インスタンスを返します. 結果は後でインスタンスからコンテキストにあった形で 取り出すことができます.

この関数は "new" コンストラクタのお手軽形です.

コンストラクタ

new

$obj = Contextual::Call->new({ context => wantarray, sub => $coderef });

指定した関数リファレンスを ccall を呼び出した関数と同じ コンテキストで呼び出します. 呼び出した結果を格納した Contextual::Call インスタンスを返します. このメソッドは "ccall" 関数のオブジェクト指向形式です.

メソッド

result

return $obj->result();

ccall/new を呼び出した時と同じコンテキストで呼び出し結果を返します.

著者

YAMASHINA Hio, <hio at cpan.org>

バグ

バグや要望は bug-contextual-call at rt.cpan.org 宛に 報告してください. 若しくは http://rt.cpan.org/NoAuth/ReportBug.html?Queue=Contextual-Call. にある web インターフェースからでもかまいません. そこから私に通知され, そして私が変更を行うことで報告頂いたバグの進捗を 自動的にあなたに伝えるでしょう.

サポート

このモジュールのドキュメントは perldoc コマンドで見ることが出来ます.

perldoc Contextual::Call

また, 以下の場所でも見ることが出来ます:

謝辞

著作権及びライセンス

Copyright 2007 YAMASHINA Hio, all rights reserved.

このプログラムはフリーソフトウェアです。あなたは Perl と同じ ライセンスの 元で再配布及び変更を行うことが出来ます.