おなまえ
Moxy::Manual::PluginGuideJA - Moxy Plugin利用ガイド(ニホンゴバン)
はじめに
Moxyには様々なプラグインが同梱されています。殆どの場合に便利なものから、特定条件下でのみ
役に立つものまで様々です。ここでは、各プラグインの解説をざっくりと行ないます。
ControlPanel
画面上部にUserAgent選択などの設定画面を表示します。現状ではこれ以外でUAの切替が出来ないため、 必須で設定する必要があるプラグインです。 QRCode, UserID, ShowHTTPHeadersプラグインの実行にも必要です。
CookieCutter
クライアント(ブラウザ)からのCookieの送信をカットします。DoCoMo端末の挙動をエミュレートしています。
DisableTableTag
HTML中で使用されているTABLE関連のタグを無効化します。<td>や<th>の中に書いたテキストがそのまま (表組みされずに)表示されます。UAをDoCoMo端末にしている場合のみ動作します。
FlashUseImgTag
<img src="xxxx.swf" />のように、imgタグでflashファイルを指定している場合に、objectタグに変換して ブラウザ上で閲覧できるようにします。UAをau端末にしている場合のみ動作します。
GPS
位置情報を利用しているサイトを閲覧する際に、位置情報の送信をエミュレートします。 DoCoMoのiエリアと、au、WILLCOMの位置情報送信機能に対応しています。
HTMLWidth
選択しているUAの画面の幅に合わせて表示するHTMLの幅を調整します。
HTTPEnv
選択しているUAの仕様にあわせて、各種情報(auのMAX_PDUなど)をHTTP Headerで送信します。
Pictogram
選択しているUAにあわせて絵文字を表示します。各種絵文字の記述方法(実体参照、auにおけるimg localsrcなど) に対応しています。利用する場合、makeを使ってインストールを行い、絵文字のscrapingを実行するか、scrape.plを 別途実行する必要があります。
QRCode
現在参照しているページのURLをQRCodeで表示します。最終的に実機で確認する場合に便利です。
RefererCutter
Refererの送信をカットします。DoCoMo端末の挙動をエミュレートしています。
ShowHTTPHeaders
RequestとResponseのHTTP HeaderをControlPanelに表示します。
UserAgentSwitcher
UAを切り替えられるようになります。Moxyの最も基本的なPluginです。
UserID
au端末のサブスクライバIDの送信をエミュレートします。
XMLisHTML
DoCoMo用のサイトでXHTMLで記述されていて、Content-Typeがapplication/xhtml+xmlになっている場合、ブラウザ 側で携帯サイト特有の記述がXMLとして不正な形式と判断されて、画面表示されない場合があります。 このプラグインを設定すると、上記ケースでContent-Typeをtext/htmlに差し替えて現象を回避します。