NAME

Unicode::Precis::Preparation~[ja] - RFC 7564 PRECISフレームワーク - 準備

SYNOPSIS

use Unicode::Precis::Preparation qw(prepare);
$result = prepare($string, 'IdentifierClass');

DESCRIPTION

Unicode::Precis::Preparationは、PRECIS フレームワークに従ってユニコード文字列またはUTF-8のバイト文字列の準備を行う。

Function

prepare ( $string, [ $stringclass ] )

文字列が指定した文字列クラスに適合するか検査する。

Parameters:

$string

検査する文字列。ユニコード文字列かバイト文字列。

バイト文字列は、ユニコードへアップグレードされることなく UTF-8列として扱われることに注意。

$stringclass

"ValidUTF8" (初期値)、"FreeFormClass" (RFC 7564参照)、"IdentifierClass" (同) のいずれか。

$unicode_version

ユニコードの版を与えると、それに従ってレパートリを制限する。 初期状態では、当モジュールを使うPerl が対応しているユニコードの版のレパートリが使われる。

Returns:

スカラコンテキストでは、 指定した文字列クラスに適合すれば真値。そうでなければ偽値。

配列コンテキストでは、 次のキーを持つ対によるリストで結果の詳細を返す。

result

"Constants"で述べる特性値のいずれか。

offset

検査が失敗したときの、文字列の先頭からのオフセット。 オフセットは、バイト文字列ではバイト数、ユニコード文字列では文字数で数える。

length

検査が失敗したときの、認められない文字の長さ。 長さは、バイト文字列では1から4、ユニコード文字列では常に1、 不正な列では未定義値となる。

ord

lengthがある場合、文字のユニコードスカラ値。

Constants

FreeFormClass
IdentifierClass
ValidUTF8

文字列クラス。ValidUTF8は当モジュールによる拡張である。

UNASSIGNED
PVALID
CONTEXTJ
CONTEXTO
DISALLOWED

結果を示す特性値。PVALIDは成功を意味する。

EXPORT

初期状態ではなにもエクスポートしない。 :all タグで prepare()および定数をエクスポートする。

SEE ALSO

Unicode::Precis - coming late.

RFC 7564 PRECIS Framework: Preparation, Enforcement, and Comparison of Internationalized Strings in Application Protocols. https://tools.ietf.org/html/rfc7564.

AUTHOR

Hatuka*nezumi - IKEDA Soji, <hatuka@nezumi.nu>

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